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Pogoplugをソフトだけで実現、PCをパーソナルクラウドにするソフト公開

有料版では外部へのストリーミングも可能


Pogoplugソフトウェアの設定画面(Windows版)

 「Pogoplug」を提供する米Cloud Enginesは22日、PCをパーソナルクラウドとして利用するための無料/有料ソフトを公開した。Pogoplugはこれまで、ハードウェアと同社のサービスによるマルチメディアストリーミングサービスを提供していたが、ソフトウェアのみでの提供は初めてとなる。

 このメリットは、DropboxやAmazon Cloud Drive、Appleが提供予定のiCloudなどのクラウドサービスとは異なり、自分の手元にあるPCに全データを残したままで自分専用の「クラウド」を実現できることにある。ストレージ容量に制限がなく、アップロードする手間も省け、セキュリティも自分次第で、メディアのストリーミングを行えることにある。自分の「クラウド」のデータは手元に残したまま、Pogoplugアカウントとひもづけられていることから、こうしたサービスが実現できる。

 今回ダウンロード提供を開始したPogoplugソフトウェアは、Windows 7/Vista/XP、はMac OS X 10.6以上、Linuxに対応する。無料版では、ホームネットワーク内であれば、ファイル共有とストリーミングを端末数の制限なく、どの端末に対しても行える。ブラウザーはInternet Explorer 8/7、Firefox 4.0/3.6/3.5、Safari 5/4、Google Chrome 8/7に対応。iPhone/iPadおよびAndroid端末からも利用できる。

 ホームネットワーク外からマルチメディアファイルをストリーミング利用したい場合は有料の「Premium」バージョンが必要となる。価格は29ドルで、会費制ではないため、一度購入すれば生涯利用可能。また、インストールする端末数に制限もない。

 Pogoplugソフトウェアには、「Pogoplug OneView」のアップデートが含まれ、3つの新しいウェブアプリが含まれている。「Jukebox」は、すべてのPogoplug端末(ハードウェアとソフトウェア両方)内の楽曲を1つのライブラリに見立て、それらを聞くことができる。「Cinema」では、動画をウェブまたは携帯端末からストリーミング視聴できる。「Gallery」では、すべての写真を1つのタイムラインの中に表示し、メタデータを使って整理・閲覧できる。また、OneView中の「My Device」画面からは、自分のPogoplugアカウントとひもづけられているPogoplug端末とPogoplugを使用したPCおよびMacすべてを閲覧でき、そこから必要なファイルを探すことができる。

 今回の発表に合わせて、PogoplugのiPhone/iPad向けアプリがアップデートされた。このアプリからは、新しくなったOneViewを利用できる。iPhone/iPadアプリは無料で、App Storeから入手できる。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/6/23 12:23