「Safari 5.1」公開、リーディングリストなど新機能追加とセキュリティ強化


Safari 5.1

 アップルは20日、ウェブブラウザーの最新バージョン「Safari 5.1」を公開した。Safari 5.1は、20日に発売された「Mac OS X Lion(10.7)」に搭載されているが、Mac OS X Snow Leopard(10.6.6)およびWindows 7/Vista/XP向けにもリリースされた。

 Safari 5.1では、後で読みたいページを保存しておける「リーディングリスト」機能や、Safariの起動時に直前の状態でウィンドウを開く「再開」機能を追加。システム上に残される可能性のあるデータを簡単に削除できるプライバシー機能の改良や、安定性と応答性を高めるための改善などが行われている。

 セキュリティ面では、ウェブコンテンツやアプリケーションがコンピューターに不正な変更を加えることを防ぐ「サンドボックス」機能を追加。また、Windows版とMac版で計57件の脆弱性を修正している。

 なお、Mac OS X Leopard(10.5.8)向けには別途、セキュリティ修正などを行った「Safari 5.0.6」がリリースされている。


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(三柳 英樹)

2011/7/21 14:40