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マカフィー、Androidマルウェアの報告数が8月は38件、過去最多


 マカフィー株式会社は6日、2011年8月における「サイバー脅威の状況」を発表した。同社データセンターで把握しているマルウェア検出数などの情報をもとに、McAfee Labsの研究員が分析したものだ。

 8月に新たに報告されたモバイルマルウェアは、PUP(不審なプログラム)と亜種を含めて45件。このうちAndroid OSをターゲットとするものは38件、Symbian OS 9以降をターゲットとするものが7件。

 これまでAndroidマルウェアの月間検出件数は、6月の24件が過去最多だった。8月はこれを大きく上回っており、マカフィーでは「急激な勢いでAndroid端末が攻撃の対象となっている様子がうかがえる」としている。

 具体的はAndroidマルウェアとしては、Android OSの脆弱性を突いてroot権限を奪う新種「Android/ApkMon」が確認されたという。

Android/ApkMon(画像提供:マカフィー株式会社)

 マカフィーによると、Android/ApkMonは、海外で写真アプリとして配布されていた。root権限を奪った後はバックドアを仕掛け、ユーザーに通知せずにアプリをダウンロードしてインストールする。また、感染すると電話番号や端末情報、アプリのインストール情報などが外部サーバーに送信されるという。

 マカフィーでは、今後も同様の脆弱性を狙った攻撃は続くものと思われるため、引き続き警戒が必要だとしている。


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(永沢 茂)

2011/9/6 15:00