JPCERT/CC、アジア・太平洋地域の定点観測データを研究者向けに提供


 一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター(JPCERT/CC)は12日、アジア・太平洋地域のインターネット定点観測可視化プロジェクト「TSUBAME」の観測データについて、大学など研究者向けの提供を開始した。

 インターネット定点観測可視化プロジェクト「TSUBAME」は、アジア・太平洋地域のNational CSIRTを中心として、19地域・21組織の参加により、観測用センサーを分散配置し、観測結果データを共有するプロジェクト。観測用センサーでは、インターネットから到達するパケットを記録し、ワームの感染活動や弱点探索のためのスキャンの動向などについて分析。情報交換や、どのように脅威を可視化するかといったことをテーマとして、共同で研究を行っている。


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(三柳 英樹)

2011/9/12 17:36