「Google Chrome 14」安定版公開、Native ClientやMac OS X Lion対応など
Googleは17日、ウェブブラウザー「Google Chrome」の最新安定版となるバージョン14(14.0.835.163)を公開した。Windows版、Mac版、Linux版と、Internet Explorer用プラグインのChrome FrameがGoogleのサイトから無料でダウンロードできる。既存環境には自動的にアップデートが適用される。
Google Chrome 14では、ブラウザー内でCまたはC++のネイティブコードを実行できる「Native Client」が導入された。現時点では、「Chromeストアアプリ」のアプリがNative Clientの仕組みを利用できるようになっており、Googleではできるだけ早くこの制限を無くせるよう開発を進めているとしている。
このほか、音響空間の再現や立体音響など、様々なオーディオ効果を実現できる「Web Audio API」を実装。Mac OS X Lion(10.7)向けに、フルスクリーンモードのサポートなどを行った。
セキュリティ面では、計32件の脆弱性を修正。脆弱性の危険度は、4段階で2番目に高い“High”が15件、3番目に高い“Medium”が10件、最も低い“Low”が7件となっている。
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(三柳 英樹)
2011/9/20 13:10
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