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偽SSL証明書発行問題のオランダDigiNotar、破産宣告


 VASCO Data Security Internationalは、子会社でオランダのDigiNotarが裁判所に破産を申し立て、裁判所が破産宣告を行ったと発表した。今後は、破産管財人がDigiNotarの事業活動の管理を引き継ぐ。

 DigiNotarは、システムに不正侵入を受けたことにより偽のSSL証明書を多数発行していたことが8月に発覚。この事態が、偽の証明書を発行された企業やブラウザーベンダーに対して通知されないなど、DigiNotarの対応も問題視され、各ブラウザーベンダーはDigiNotarが発行した証明書をすべて無効化する措置をとった。

 DigiNotarはオランダの政府認証基盤にも関わっていたことから、オランダ政府がDigiNotarの監査を実施するなどしてきたが、DigiNotarでは9月19日にオランダの地方裁判所に自己破産を申請。20日に裁判所が破産を宣告したという。

 親会社のVASCOは、VASCOとDigiNotarの技術インフラは完全に分離されており、VASCOの認証ビジネスには影響がないと説明。また、VASCOはDigiNotarの従業員と顧客のために、裁判所や破産管財人、オランダ政府に協力するとしている。


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(三柳 英樹)

2011/9/26 13:16