「Firefox 7」のアドオンが消える問題で修正版を公開、自動更新も再開
米Mozillaは29日(米国時間)、ウェブブラウザー「Firefox 7」で発生していたアドオンが消える問題を修正したバージョン「7.0.1」を公開した。
この問題は、Firefox 7にアップデートすると、インストールしていたアドオンの一部がアドオンマネージャから消えてしまうというもの。Firefox 7は28日に正式版が公開されたばかりだが、この問題を受けて翌29日、自動更新による配布を停止。修正版の開発を行っていた。
Mozillaでは修正版を公開するとともに、最新バージョンへの自動更新を再開した。インストール済みのFirefoxについては数日中にアップデートされるほか、問題のあったバージョンにすでにアップデートしていた場合も修正版が配信されるとしている。ヘルプメニューの「Firefoxについて」から、手動でアップデートすることも可能だ。
この問題は、Firefox 7のデスクトップ版およびAndroid版のほか、メールクライアントソフトの「Thnderbird 7」にも影響がある。Thnderbirdの修正版も、日本時間の30日深夜には公開される見込みだとしている。
Mozillaによると、問題の原因は、最近更新されたアドオンをFirefoxが認識しなくなってしまったこと。アドオンじたいや関連データは削除されずに残っているため、Forefoxの修正版にアップデートすれば再度使えるようになるとしている。また、人気のアドオンは99%、Firefoxの最新版へ対応しているという。
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(永沢 茂)
2011/9/30 15:09
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