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スマホ覗き見問題で米Carrier IQが反論「プライバシーは守られている」


 米国の多数のスマートフォンに、ユーザーの個人情報を記録して携帯キャリアやメーカーに送信するソフトウェアが組み込まれているとされる問題について、このソフトウェアとサービスの開発・提供元である米Carrier IQが1日、報道内容に反論する声明を発表した。

 今回の声明は、2011年11月23日に公開された同社の声明をアップデートしたものだとしている。

 声明によると、「われわれのソフトウェアは、SMSメッセージ、メール、写真、オーディオ、ビデオのコンテンツを記録、保存、送信することはない。例えば、SMSが正常に送信されたかどうかを確認するが、SMSコンテンツを記録または送信することはない。また、どのアプリケーションがバッテリーを消費しているかを確認するが、スクリーンキャプチャーすることはない。プライバシーは守られている」と反論している。

 また第三者のコメントとして、セキュリティ研究者であるInfidel Inc.のRebecca Bace氏が「Carrier IQの実装を分析した結果、キーストロークの収集や、携帯端末のユーザーコンテンツの収集が行われているとの指摘は誤っている、というのが私の見解だ」とコメントしたとしている。

 Infidel社に掲載されているBace氏の経歴によると、同氏はFBI、NSA、ロスアモス国立研究所のネットワークセキュリティ部門等を経て、Infidel社を設立しており、コンピューターやネットワークセキュリティに関する多数の著書がある。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2011/12/5 10:39