Microsoftが「SkyDrive」のスマホアプリ公開、iPhone版とWindows Phone版
米Microsoftは13日、オンラインストレージサービス「SkyDrive」のiPhoneアプリとWindows Phoneアプリを、それぞれApp StoreとWindows Marketplaceで無料公開したと発表した。
iPhone版はiOS 4.0以上に対応しており、日本語や英語を含む32カ国語で提供されている。Windows Phone版はWindows Phone 7.5に対応しており、Windows Phoneが提供されている地域で公開されている。
SkyDriveでは、写真や動画、Officeドキュメントなどさまざまファイルをクラウドに保管できる。これまでWindowsおよびMac向けのクライアントが提供されており、Windows版は「Windows Live Essentials」の一部として提供されている。
Windows Phoneプラットフォームでは、SkyDriveがWindows Phoneと深く統合されているが、アプリによってSkyDriveをさらに利用しやすくなる。また、iPhoneには初めて対応することになる。
iPhone版 | Windows Phone版 |
このアプリを利用すると、SkyDriveに保存されている全ファイルにアクセスでき、過去に利用したファイルや履歴を閲覧できる。写真や動画もアプリからSkyDriveにアップロード可能だ。写真はタイル形式で美しく並べられ、全ファイルをスワイプ操作で次々に表示させられる。
特に共有機能は便利だ。共有したいファイルと共有相手、編集権を与えるかどうかを選択し、メールアドレスを入力すると、相手にリンクを送信できる。そのほかにフォルダーやファイルの新規作成や削除もアプリ内から行える。
Microsoftは12日、ノートを作成できるOfficeソフトのiPhone/iPad版「OneNote for iOS」を公開したばかり。同社は、OfficeのクラウドサービスやSkyDriveなどと連携したさまざまなアプリやサービスを公開し、どのような端末からでも利用できるようにしたい考えだ。
関連情報
(青木 大我 taiga@scientist.com)
2011/12/14 12:29
-ページの先頭へ-