NTT東日本、公衆無線LANのAPを設置できるルーターを店舗向けに無料提供


 東日本電信電話株式会社(NTT東日本)は、店舗などに無線LANルーターをレンタルし、公衆無線LANサービス「フレッツ・スポット」への接続機能などを提供するサービス「光ステーション」を12月22日に開始する。「フレッツ 光ネクスト」を契約している店舗などが対象で、月額利用料はルーター1台目は無料、2台目以降は1台につき月額525円(予定、最大5台まで)。機器設定工事費は1台あたり2625円。

 「光ステーション」は、フレッツ・スポットのアクセスポイントを店舗に設置する機能と、無線LANルーターをセットで提供するサービス。既に「フレッツ 光ネクスト」を利用している店舗の場合、1台目のルーターは無料でレンタルでき、簡単なセットアップウィザードにより公衆無線LANのアクセスポイントが設置できる。

 また、来店者に対して店舗などの情報やクーポンなどのオリジナルコンテンツを配信できる「フレッツ・ポータル」の機能も提供。1回最大10分、1日2回まで無料でインターネットに接続できる「お試しWi-Fiインターネット機能」や、災害時などには30分無料でインターネット接続を開放する機能なども利用できる。

 レンタルされる「光ステーション Wi-Fiルーター」には、「フレッツ・スポット」用のSSID、「フレッツ・ポータル」用のSSIDと、店舗などのオーナー専用のSSIDの設定が可能。来店者が利用するネットワークとオーナーが利用するネットワークは、お互いの通信を禁止しているため、相互に通信内容が流れることはない。

「光ステーション」のサービス提供イメージ

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(三柳 英樹)

2011/12/22 06:00