AMNがブログ影響力測定ツールを刷新、ソーシャル上の言及数を反映
アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(AMN)は23日、ブログの特徴や影響を測定するサービス「ブログチャート」を刷新した。ソーシャルメディア上でのブログに対する言及数や共有されている数を新たな指標として取り入れ、ネット上でのブログの影響力をより現実的に分析できるようにしたという。
具体的には、話題度(ブログやサイトからの被リンク数)、議論発生度(Twitterでのブログの言及数)、共感度(ブログに対するFacebookの「いいね!」や「share」の数)、クリップ数(ソーシャルブックマークサービスからの被クリップ数)、購読数(RSSフィードの購読数、読者数)、評価(Googleページランク、ブログ読者からの評価レベル)という6つの要素を指数化することで、影響力レベルを算出する。
なお、影響力レベルの算出においては、短期的に上下する値ではなく、被リンク数や購読数などの累積数値を重視しており、継続することで価値が出てくるブログの良さが表現されるよう設計したという。
AMNによれば、昨今ではストック型のコンテンツをブログで発信し、フロー型のコミュニケーションツールであるTwitterやFacebookに掲載する流れが定着してきていると指摘。その結果、ブログの情報拡散のスピードは加速し、ブログの量も増大する傾向にあるといい、今回のリニューアルは、こうしたブログを取り巻く環境変化を考慮したという。
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(増田 覚)
2012/1/24 11:00
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