トレンドマイクロのAndroid向け「ウイルスバスター」に不具合


 トレンドマイクロは3日、Android向けセキュリティアプリ「ウイルスバスター for Android」に不具合があるとして、修正プログラムを公開した。

 「ウイルスバスター for Android」は、昨年8月より提供されているAndroid向けセキュリティアプリ。今回明らかにされた不具合は、リアルタイム検索で最新パターンを読み込めないというもの。ただしアプリを再起動したり、端末の電源をON/OFFすると、その時点での最新パターンファイルが読み込まれる。また再起動せずとも、検索開始ボタンを押せば最新パターンファイルによる検索が可能となっている。

 不具合が起きていたのは、バージョン2.0とバージョン2.1の「ウイルスバスター for Android」となる。修正するには、トレンドマイクロのWebサイトへアクセスして、アプリをインストールする必要がある。なお、Androidマーケットではなく、トレンドマイクロのサイトからダウンロードするため、事前に設定メニューの「アプリケーション」で「提供元不明のアプリ」にチェックを入れておき、インストール後にはこのチェックを外す必要がある。

 auが提供する「ウイルスバスター for au」でも同様の症状が発生しており、2月3日より最新版が提供されている。


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(関口 聖)

2012/2/6 17:27