個人向けコンテンツ売買サイト「Synapse」、Gumroadで懸念の不正利用対策も
株式会社モバキッズは24日、個人がテキストや画像、動画、音声などのデジタルコンテンツを売買できるサイト「Synapse」のベータ版を公開した。コンテンツを売買するにはFacebookかTwitterのアカウントでログインする必要がある。
各ユーザーが投稿したコンテンツは、Synapse上の本棚のようなインターフェイスに陳列され、同サイトを訪問したユーザーが購入できる。掲載したコンテンツへのリンクはFacebookやTwitterなどのソーシャルメディア上にも投稿可能。
個人がデジタルコンテンツを販売するプラットフォームとしては、米Gumroadが提供する「Gumroad」が話題を集めているが、他人のコンテンツを無断販売するといった懸念も指摘されている。
これに対してSynapseは、コンテンツの販売者と購入者にFacebookおよびTwitterでのログインを必須とし、購入者以外のコンテンツへのアクセスを制限。これにより、類似サービスと比べて不正利用が防ぎやすいとしている。
決済方法はPayPalのみをサポート。販売手数料は、コンテンツ販売額の20%。今後はPayPal以外の決済手段に対応するほか、月額課金制の導入、スマートフォンアプリ化などを予定しているという。
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(増田 覚)
2012/2/24 17:41
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