2012年3月11日の映像を1本の映画にするプロジェクト、YouTubeで動画募集


「Japan in a Day」YouTube公式チャンネル

 YouTubeは28日、公式コンテンツパートナーのフジテレビと、映画監督のリドリー・スコット、トニー・スコット兄弟が、東日本大震災から1年を経た2012年3月11日の映像の記録を、人類共通の財産として共有するプロジェクト「Japan in a Day ジャパン イン ア デイ」プロジェクトを開始し、YouTubeに公式チャンネルを開設したと発表した。

 Japan in a Dayは、YouTube上で募集する動画、フジテレビによる取材映像、被災地を中心に配布予定のカメラで撮影された映像など、2012年3月11日に記録される映像をフジテレビと英国の製作プロダクション「スコット・フリー」が集約・編集し、1本の映画を創り上げるソーシャルムービープロジェクト。完成した映画は、今秋に日本を皮切りに世界各地で劇場公開される予定。

 YouTubeでは、今回のプロジェクトと同じく、リドリー・スコット監督をプロデューサーとして、2010年7月24日の地球の1日の姿を記録してドキュメンタリー映画を製作する企画「Life in a Day」を実施している。Life in a Dayは、2011年に日本を含む世界各地で劇場公開され、YouTubeでも全編視聴できる。


関連情報


(三柳 英樹)

2012/2/28 18:18