「Kingsoft Internet Security 2011」にDoSの脆弱性、アップデートの確認を

　独立行政法人情報処理推進機構セキュリティセンター（IPA/ISEC）と一般社団法人JPCERTコーディネーションセンター（JPCERT/CC）が共同運営する脆弱性情報サイト「JVN（Japan Vulnerability Notes）は1日、キングソフト株式会社が提供している総合セキュリティソフト「Kingsoft Internet Security 2011」にDoSの脆弱性があることを公表した。利用者に最新版へアップデートするよう呼び掛けている。

　キングソフトによれば、この脆弱性は、同ソフトのデバイスドライバーに存在するもの。システムにログイン可能な第三者によって、DoS攻撃を受ける可能性があったという。すでに2月20日のオンラインアップデートによって対処しているため、パターンファイルが同日以降の日付であれば修正済みだとしている。

　なお、2012年版製品の「KINGSOFT Internet Security 2012」には該当しないとしている。