ソフトイーサ、L2TPv3対応の「PacketiX VPN Server」ベータ2を公開


 ソフトイーサ株式会社は19日、VPN構築用サーバーソフトウェア「PacketiX VPN Server」のベータ版新バージョン(ベータ2)を公開した。動作環境はWindows、Linux、FreeBSD、Solaris、Mac OS X。日本語版と中国語(簡体字)版が公開されており、11月30日まで無償で利用が可能。

 ベータ2では、新たに「L2TPv3」に対応。CiscoルーターやIIJの「SEIL」など、L2TPv3対応のルーターとの拠点間イーサネットVPN接続に対応した。これまで、PacketiX VPN Serverに対して拠点間接続VPNを構築するためには、各拠点にPacketiX VPN Bridgeを設置する必要があったが、L2TPv3に対応したことで、各拠点から小型のVPNルーターを使っての接続が可能となった。

 ソフトイーサでは今後、ベータ版の機能を製品版のPacketiX VPN Serverに正式な機能として組み込むほか、オープンソース版の「UT-VPN」にも搭載し、該当部分のソースコードも公開する予定。


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(三柳 英樹)

2012/3/19 15:40