プラネックス、壁面コンセント部に埋め込める無線LANルーター「MZK-KR150N」


壁面コンセント部に埋め込み設置できる「MZK-KR150N」

 プラネックスコミュニケーションズ株式会社は23日、家庭用電源コンセント部に埋め込み設置できる無線LANルーター「MZK-KR150N」を発表した。実際の設置にあたっては電気工事士の資格が必要。4月6日より受注を開始する。想定実売価格は9800円前後で、直販サイトおよび専門小売店での販売を予定している。

 一般住宅の電源コンセント部に用いられる「1個用スイッチボックス」の配置孔に埋め込み設置できる無線LANルーター。電源とインターネット回線が壁裏に配線されている環境であれば、室内にLAN・電源ケーブル類を一切露出させずに無線LANが利用可能。発売元のプラネックスでは、マンションやホテルの新築・リフォーム時の設置を想定しているという。

 無線LAN規格はIEEE 802.11b/g/n(2.4GHz帯)をサポート。11n通信時の最大速度は150Mbps。正面(設置時に室内側へ露出する面)には、電源ボタン、WPSボタン、有線LAN端子(100BASE-TX×1ポート)、リセットスイッチ、動作モード切り換えスイッチ、動作確認用LED、外部アンテナ接続端子などがある。

 無線LAN関連機能としては、SSIDの複数同時使用(マルチSSID)に対応。セキュリティはWPA2-PSK(AES)、WPA-PSK(AES)、WEP(128/64bit)をサポートする。また、省エネ機能の「アクティブエコ」および「EEE(Energy Efficient Ethernet)」を搭載している。

 本体サイズは約52×80×42mm(幅×高さ×奥行き)で、重量は約140g。


正面側面




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(森田 秀一)

2012/3/23 12:41