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最もカップルが誕生しやすいのはバレンタインとクリスマス〜Facebook調査


 米Facebookのデータ解析チームが、米国内Facebookユーザーの恋愛傾向についての分析結果を公開した。

 この分析は、米国のカップルが成立または別れる日付、季節、曜日について興味深いデータを提供してくれるだけでなく、Facebookプロフィールのたった1つのステータスの情報によってFacebookが入手できる情報の質について洞察を与えてくれる。

 データ解析チームは、プロフィールの「交際ステータス」の中で、「独身」「離婚」「婚約」等の項目が時間とともにどのように変化していくかを分析。ただし、ユーザーがこのステータスを正確に更新するとは限らない。そのため確実な調査データとは言えないが、一定の傾向を見いだすことはできそうだ。

 Facebookの分析によって、最もカップルが誕生しやすかったのは、バレンタインデーとクリスマスだということが判明した。2月14日が最も多く、次いで12月25日、12月24日、2月15日だった。5番目に多かったのは4月1日だったが、これに関しては4月2日に別れる傾向が年間最多だったことから、エイプリルフールカップルは1日のみのジョークが多いようだ。また、5月から8月にかけては関係性が変化しにくい傾向もわかった。

 曜日別でみると、カップルが誕生しやすいのは日曜日、月曜日、火曜日であり、金曜日と土曜日は別れやすいことも判明した。このデータは、当然のことながらFacebookユーザーの個人情報にアクセスせずに、プロフィールのステータス情報のみによって分析されたものだ。

 Facebookには、交際ステータスだけでなく、宗教や政治観、趣味、好みのスポーツなどさまざまなステータスがあり、その1つ1つ、またそれらの組み合わせにを解析すれば、膨大なデータが得られる。それだけでなく、「いいね!」ボタンをクリックする傾向、読んでいる記事の種類、プレーしているゲームの内容についてもシステムは“知って”いる。FacebookはGoogle同様、こうしたすべての情報を元に広告を表示させ、利益を得ているわけだ。

 Googleのプライバシーポリシー変更について多くの懸念が表明され、問題になったことは記憶に新しい。その上で、Facebookのデータ分析の結果を見ると、「GoogleやFacebookにとって我々は顧客なのではなく、広告主に売るための商品なのだ」という近年よく見る主張について、改めて考えさせられる。



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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/3/26 06:00