セキュアブレイン、Androidアプリにウイルス検知機能を組み込めるSDKを提供


 株式会社セキュアブレインは2日、ソフトウェア開発企業にセキュリティ機能のパーツを提供するSDKビジネスを開始し、最初の製品として、Androidアプリにウイルス検知機能を組み込む「Cloud Antivirus SDK」の提供を開始した。

 「Cloud Antivirus SDK」は、ウイルス情報や解析エンジンはセキュアブレインが運用するクラウドにあり、スキャンもクラウドで行うため、アプリ開発企業が自社でウイルス定義ファイルなどをメンテナンスする必要なしに、ウイルス対策機能を実装できるSDK。クラウドからクライアントへ常に最新の保護が提供され、定期的なスキャンや手動スキャンは不要な設計となっており、端末の余計なバッテリー消費や通信を抑えることができるという。動作環境はAndroid 2.1以上。

 SDKの価格は、サポート無しが15万7500円、メールサポート込み(2インシデント)が31万5000円。完成したアプリを再配布する場合には、再配布ライセンス契約が製品ごとに別途必要となり、複製本数に応じてロイヤリティの支払いが発生する。


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(三柳 英樹)

2012/4/2 16:27