100万冊の書籍を検索、電子書籍化リクエストも可能な「e読書.jp」
NPO法人連想出版は、現在入手可能な100万冊以上の書籍について、紙の本と電子書籍をまとめて検索できるサービス「e読書.jp」のベータ版を公開した。
「e読書.jp」は、書名や著者名などを入力すると、書誌情報を検索結果として表示する検索サービス。出版社のページやオンライン書店の販売ページへのリンクもあり、国立情報学研究所や国立国会図書館のサイトへのリンクで書誌情報や目次を確認できる。同じ著者に別の著作がある場合には、最新の5冊へのリンクも表示される。
サービスは、100万冊の書籍の電子化を目指して出版社を中心として設立された出版デジタル機構と、22万点の電子書籍情報を提供するhon.jp、日本で入手可能なすべての書誌情報の集約を目指して「Webcat Plus」を運営している国立情報学研究所の協力を得て運営されている。
検索結果ページには「電子化リクエスト」ボタンがあり、読みたい本が電子書籍化されていない場合にボタンを押すと、出版デジタル機構を通じて出版社にリクエストを伝える仕組みとなっている。
関連情報
(三柳 英樹)
2012/4/4 16:42
-ページの先頭へ-