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米Googleが屋内地図改善アプリを公開〜屋内地図サービス盛り上がりの兆し


 米Googleは5日、屋内地図の精度を向上させるための専用アプリを米国内限定で公開した。

 米Googleは2011年11月に、空港やショッピングモール等の大規模施設内で屋内地図を利用できるAndroidアプリを公開している。一方で、日本のヤフーや米Microsoftやベンチャー企業数社もこの分野に参入しており、盛り上がりの兆しを見せているようだ。

 Googleが公開したアプリ「Google Maps Floor Plan Marker」は、建物所有者がGoogleに提供した屋内地図の精度を改善するための専用アプリだ。現在のところ、利用対象は米国ユーザーのみとなっており、米国内であればGoogle Playからダウンロードできる。

Google Maps Floor Plan Marker

 アプリでは、建物内を歩きまわりながら、GPS、携帯基地局、Wi-Fi等のデータを収集する。これによって、ナビゲーション精度を高めることができる。精度が高まると、利用者は、建物内の階数すら識別できるとしている。これは屋内地図では非常に難しいこととされている。

 Googleの屋内地図は日本国内一部建物でも利用できるが、今日発表されたこのアプリは、米国内、英語版限定で公開されている。

 米国では、屋内地図を手掛けている企業がGoogle以外にも幾つかある。例えばMicrosoftはBing Mapsに屋内地図対応を昨年発表している。また、ベンチャー企業ではMicelloやBuildingLayer.comが取り組んでいる。特にMicelloは既にiOS/Androidアプリを公開し、日本語にも対応し、東京都内の7施設で試験的サービスを開始している。また別のアプローチとしては、PointInside.comはショッピングセンター内の屋内地図に焦点を合わせ、利用者のナビゲーションとマーケティングを組み合わせたサービスを開発している。


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(青木 大我 taiga@scientist.com)

2012/4/9 06:00