日本交通、タクシー配車アプリをバージョンアップ、「1タップ注文」機能など


メニュー画面

 日本交通株式会社は23日、スマートフォンからタクシーの配車を依頼できるアプリ「日本交通タクシー配車」をバージョン「3.0」にアップデートすると発表した。iOS 4.0以降とAndroid 2.2以降に対応しており、それぞれApp StoreとGoogle Playから無料でダウンロードできる。

 日本交通タクシー配車は、スマートフォンのGPS機能を活用して利用者の現在地までタクシーを呼んだり、日時を指定して配車予約できるアプリ。東京23区・武蔵野市・三鷹市および多摩・埼玉・神奈川の一部地域で利用でき、日本交通グループおよび日本交通関連会社のタクシー約3700台が対応している。なお、アプリからの配車依頼には、電話での依頼と同様に迎車料金が発生する。

 今回のバージョンアップでは、ユーザーインターフェイスを全面改良。新機能として、例えば自宅や会社など“いつもの場所”に、アプリを起動してから最短1回の操作でタクシーを呼べる「1タップ注文」を追加した。また、羽田空港の送迎を定額運賃で利用できる「羽田空港定額タクシー」の予約にも対応。さらに、姉妹アプリ「全国タクシー配車」と連携し、日本交通タクシー配車アプリのエリア外でも、全国タクシー配車からすばやくタクシーを呼び出し可能になったとしている。このほか、タクシーを5段階の星印で評価・コメントできる「お客様の声」機能も備えた。

「1タップ注文」イメージ

 日本交通タクシー配車は、タクシーの配車依頼をアプリのみで完結できる日本初のサービスとして2011年1月18日に提供を開始。今回、アプリのダウンロード数が20万件を突破したことも発表している。


関連情報


(永沢 茂)

2012/4/23 16:35