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SMSの全メッセージを外部に送信、「Google Play」でスパイツールが公開中


 トレンドマイクロ株式会社は21日、Android端末の持ち主がやりとりしたSMSのメッセージをすべて窃取し、外部のFTPサーバーにあらかじめ設定した時間に送信するスパイツールが「Google Play」で配布されているとして注意喚起した。

 スパイツールは3月11日からGoogle Playで配布されている。ダウンロードページにはスパイツールの詳細も明記されているため、騙されてインストールするケースは少ないと思われるが、すでに500〜1000人がダウンロードしたという。
スパイツールのダウンロードページ

 トレンドマイクロでは、「ダウンロードしている人の詳細はわからない」と前置きした上で、「端末に接触できるような近しい人が情報を抜き出すためか、研究目的でダウンロードしているのではないか」と推測している。

 このスパイツールはインストールした端末上で、SMSのメッセージの送信先となるFTPサーバーを設定する必要がある。そのため、ユーザーに気付かれないうちに設定を行うことは難しいとしているが、今後このツールが改変され、巧妙にメッセージの傍受を行う不正アプリが登場する可能性も否定できないとして注意を喚起している。


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(増田 覚)

2012/5/22 16:41