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JASRAC楽曲を歌ってみた動画、誰でも販売可能〜動画出品サイト「Necfru」で


 株式会社ネクフルは8日、動画出品サイト「Necfru」における楽曲使用について、一般社団法人日本音楽著作権協会(JASRAC)と包括的利用許諾契約を締結したと発表した。

 Necfruは、個人や小規模事業者などが動画を投稿し、自身で自由に価格や配信期間を設定してストリーミング配信できるサイト。2011年12月にサービスを開始した。スポーツ・趣味のハウツー動画やセミナー映像、出版社が過去に販売していたビデオ作品などの配信に利用されているという。視聴者は約1分間を無料で視聴でき、決済完了後にフル動画を見られる仕組み。

 今回の包括的利用許諾契約により、Necfruの動画投稿者は、JASRACの管理楽曲を歌ったり、演奏した動画を投稿し、自由に価格を付けて配信できるようになった。楽曲使用料はネクフルが負担するかたちになり、投稿者から徴収する考えはないとしている。

 Necfruでは、あらゆるジャンルの動画を投稿・販売できるサービスを目指していることから、インディーズバンドやボカロ楽曲などにも対応すべく準備していたという。

 なお、動画の価格は投稿者が自由に設定できるが、あくまでも有料配信するものに限られる。決済はPayPalに対応しており、動画の販売額からネクフルの手数料30%を差し引いた額を動画投稿者が受け取れる。各動画の容量や長さに制限はなく、初期費用も不要だが、アップロード動画の容量が1アカウントあたり合計500MB以上になる場合は、月額525円のプレミアムアカウント料金が必要だ。

 JASRACによると、動画サイトとの包括的利用許諾契約により、ユーザーがJASRACの管理楽曲を歌ってみた/演奏してみた動画を有料配信できるサイトとしては、すでにUstreamとデジタルコンテンツマーケットの例があるという。


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(永沢 茂)

2012/6/8 19:53