JCNのインターネットサービス、Wi-Fi対応のモデムを提供開始


 ジャパンケーブルネット(JCN)は、インターネット接続サービス「JCNインターネット」のレンタル用モデムとして、新たにWi-Fi機能を内蔵する製品を6月29日より提供する。

 今回提供されるモデム(ブロードネットマックス製)は、有線のイーサネットポート4つと、Wi-Fi(無線LAN)をサポート。ケーブルテレビではなく、インターネット接続用に用いる製品となる。IEEE802.11 b/g/nに対応しており、手軽に接続できる規格である「WPS」に対応する。大きさは38×203×160mm。

 利用料は、下り最大160Mbpsのコースである「スピードスター160」(月額6090円)と、下り最大30Mbpsで月額5040円の「プレミアム」は無料となる一方、スタンダード(月額3990円)とライト(月額2992円)の2コースは月額315円となる。このほか初期登録費用2625円がかかる。既存ユーザーの機器交換費用は2625円。またWi-Fiの接続設定サービスも用意され、JCNで購入したパソコンと同時に設定する場合は3150円、ユーザー自身が購入したパソコンやタブレットなど(最大2台まで)の設定は5985円。

 JCNでは、パソコンに加え、タブレットやスマートフォンなどWi-Fi機器が急速に普及しており、Wi-Fi機能をモデムに搭載することで、ルーターとモデムを一体化できるとしている。


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(関口 聖)

2012/6/19 20:49