NTTドコモ、Baiduとの合弁会社に出資完了、中国本土でコンテンツなど展開
株式会社NTTドコモは13日、中国検索大手のBaiduと共同で設立した合弁会社への出資が完了したと発表した。合弁会社への出資額は2250万米ドルで、持分比率は20%。
ドコモとBaiduは、中国本土で携帯電話向けサービスやデジタルコンテンツを協業して提携することに1月に合意しており、共同で出資した合弁会社「百度移信網絡技術(北京)有限公司」(以下、百度移信)を通じて同事業を拡大していく。
百度移信は、スマートフォンを含む携帯電話向けの有料コンテンツを配信するプラットフォームを運営しており、今後はドコモが日本で培った付加価値サービスのノウハウと、Baiduの中国におけるブランド力とユーザー基盤を活用し、サービスやコンテンツを充実させていくとしている。
8月からは百度移信のプラットフォームで日本コンテンツの提供開始を予定しており、第1弾として株式会社ディー・エヌ・エーの中国法人を通じて、中国語翻訳など現地化した日本コンテンツを展開していく。
関連情報
(三柳 英樹)
2012/7/13 19:02
-ページの先頭へ-