スポーツ選手のソーシャル影響力ランキング、五輪代表1位は丸山桂里奈


 アジャイルメディア・ネットワーク株式会社(AMN)は30日、複数のソーシャルメディアでのインパクト(影響力)を横断的に測定できる「ユーザーチャート」を利用した、日本人スポーツ選手のインパクトランキングを発表した。

 AMNが開発した「ユーザーチャート」は、TwitterやFacebook、mixi、Google+、ブログなど各種のソーシャルメディアを横断して、ユーザーの影響力を測定できるツール。ユーザーが利用している各種ソーシャルメディアについて、フォロワー数やフレンド数、被リンク数などの評価指標を基に、各ソーシャルメディアの影響力をレベル化している。

 スポーツ選手のインパクトランキングで1位になったのは、野球のダルビッシュ有選手。10位以内のすべての選手がTwitterとブログの両方を活用している一方、公式サイト的な役割を担うFacebookページの活用はごく一部の選手にとどまっているという。

 ロンドンオリンピック出場選手のインパクトランキングで1位になったのは、女子サッカーの丸山桂里奈選手。出場選手293人中125人(43%)が、なんらかのソーシャルメディアを活用して情報発信やファンとのコミュニケーションを行なっている。

 個々のソーシャルメディアの利用状況は、Twitterが77人、ブログが76人でほぼ同数。公式のFacebookページは6人と少ないが、プライベートなコミュニケーションツールとしてFacebookを利用している選手は多く見られたという。


関連情報


(三柳 英樹)

2012/7/30 16:12