グーグル、安否情報サービス「パーソンファインダー」の体験版を常設


 グーグル株式会社は30日、安否情報サービス「パーソンファインダー」の体験版を常設すると発表した。

 パーソンファインダーは、災害時に、自身や家族・友人などの安否情報を登録・検索できるサービス。東日本大震災ではユーザーからの入力情報に加え、地方自治体や報道機関、行政機関などから情報提供を受け、67万件以上の安否情報が登録されたという。PC、スマートフォン、携帯電話から利用できる。

「パーソンファインダー」体験版

 体験版では、災害時と同様に登録や検索の操作を試してみることが可能(登録データは6時間以上経過した後に削除)。グーグルでは、8月30日~9月5日の防災週間にあわせて、パーソンファインダーを試してみることを勧めている。

 グーグルは、開発者向けに公開しているパーソンファイダーAPIについて、ドキュメンテーションを日本語化した資料も公開した。


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(永沢 茂)

2012/8/30 13:51