ソニー、新タブレット「Xperia Tablet S」やWindows 8搭載VAIOなどを発表


 ソニーは29日、ドイツのベルリンで8月31日から開催されるコンシューマー家電の展示会「IFA 2012」に先立ち、タブレット端末「Xperia Tablet S」、スマートフォン「Xperia T」「Xperia V」「Xperia J」などの新機種を発表した。

Xperia Tablet S

 新たにXperiaブランドで展開される「Xperia Tablet S」は、従来の「Sony Tablet S」から薄型軽量化したタブレット端末で、9月発売予定。OSにAndroid 4.0.3を採用し、9.4インチ(1280×800ドット)ディスプレイ、NVIDIA Tegra 3クアッドコアプロセッサー、8メガピクセルのリアカメラ、1メガピクセルのフロントカメラ、SDカードスロットなどを搭載する。

 内蔵ストレージは16/32/64GBの3タイプ。対応ネットワークはBluetooth 3.0、無線LAN(IEEE 802.11a/b/g/n)で、3Gモデルでは3G通信にも対応する。本体サイズは241.2×174.4×8.8~11.85mm。重量はWi-Fiモデルが570g、3Gモデルが585g。バッテリー駆動時間は、ブラウザー利用時で10時間、ビデオ再生時で12時間。

 防滴仕様で濡れた手などでの使用にも対応。他のアプリと同時に利用できる「スモールアプリ」や、複数人で端末を共有することを想定した「ゲストモード」などの機能を備える。

Xperia TXperia VXperia J

 スマートフォンの新機種は、4.6インチディスプレイ搭載の「Xperia T」、4.3インチディスプレイ搭載でLTE対応の「Xperia V」、4インチディスプレイ搭載の「Xperia J」の3機種が発表された。いずれもOSにAndroid 4.0.4を採用し、「Xperia T」「Xperia V」についてはAndroid 4.1へのアップグレードも予定する。9月以降順次発売予定。

VAIO Tap 20VAIO Duo 11

 このほかOSにWindows 8を搭載するPCとして、マルチタッチ対応の20インチディスプレイを備える「VAIO Tap 20」、液晶の開閉でタブレットのようにも使えるモバイルPC「VAIO Duo 11」などが発表された。


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(三柳 英樹)

2012/8/30 16:31