テック、Wi-Fi対応&乾電池駆動のハンディスキャナー「hidescanPro」


 株式会社テックは4日、Wi-Fi(無線LAN)対応ハンディスキャナー「hidescanPro」を発表した。スキャンしたデータをiPhone/Androidから無線LAN経由で取得できる。10月下旬発売予定で、想定販売価格は9980円。

「hidescanPro」

 hidescanProは単3電池2本で動作する小型スキャナー。原稿の上をなぞるように動かすことでスキャンする。スキャン幅は最大210mm。解像度を300×300dpiの「LOモード」に設定し、A4原稿をカラー読み込みした場合のスキャン速度は約3秒。なお、解像度設定は600×600dpi、900×900dpiも選択可能。ファイル保存形式はJPEG/PDF。

 hidescanProは、IEEE 802.11 b/g/n対応のPC、タブレット、スマートフォンを幅広くサポート。各端末からはブラウザーでhidescanProにアクセスできる。hidescanProのmicroSDカードスロットを利用した簡易ファイルサーバー機能も用意されている。なお、Wi-Fi連続利用時間は約35分。

 本体の大きさは258mm×31mm×32mmで、重量は約210g(電池含む)。付属品はUSBケーブル、キャリーポーチ、キャリブレーションシート、microSDカード(2GB)、OCRソフト(ABBYY FineReader 9 Sprint Windows版)など。


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(森田 秀一)

2012/10/5 16:25