Evernote、Mac向けクライアントとChrome向け拡張をアップデート

　米Evernoteは12日、Mac版クライアント「Evernote 5 for Mac」のアップデートを公開した。現時点ではEvernoteのサイトからダウンロードできるソフトのみが最新版となっており、Mac App Storeで配布しているソフトは近日アップデート予定。

　アップデートでは、プレミアム会員向け機能として「関連ノート」機能を追加。ノートを作成または閲覧する際に、書かれている内容に関連したノートをアカウント内で検索し、ノートの下部に関連するノートとして表示する。スモールビジネス向けサービス「Evernote Business」会員の場合は、アクセス権限のあるビジネスノートブックも表示され、関連ノート部分にはチームメンバーのノートも表示される。

　このほか、サイドバーのノートブックやタグにノートをドラッグ＆ドロップできる機能や、サイドバーでノート数を表示するオプションの追加、ノートエディターへのゴミ箱ボタンの追加、最近使ったノートにすぐ戻れるように「戻る」「進む」ボタンを追加するなど、リクエストの多かった機能を追加した。

　12日には、Google Chrome向けの拡張機能「Chrome Evernote Webクリッパー」のアップデートも公開。最新版では、GoogleやYahoo!、Bingなどで検索を行った際に、Evernote内の関連するノートを3つまで検索結果画面に同時に表示する「関連結果」機能を追加した。