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国内企業ソーシャル活用、トップ50社「LINE」利用率3倍に

 アジャイルメディア・ネットワーク株式会社は21日、国内におけるソーシャルメディア活用企業トップ100社のランキングを公表した。それによれば、上位10社はGoogle+やPinterest、LINEの利用が増加しており、特にLINEは活用企業が大幅に伸びていることがわかった。首位は前回2位の日本コカ・コーラだった。

 トップ10は以下のとおり。

【ソーシャルメディア活用企業トップ10】
順位企業名活用度数前回ランキング
1日本コカ・コーラ674ローソン
2ローソン670日本コカ・コーラ
3ベネッセホールディングス559カプコン
4KDDI511スクウェア・エニックス
5アディダスジャパン501サントリーホールディングス
6カプコン500セガ
7スクウェア・エニックス493ソニー
8サントリーホールディングス483ベネッセホールディングス
9エイチ・アイ・エス466KDDI
10ディズニー451タワーレコード

 トップ50社のソーシャルメディア別の利用率で伸び率が最も大きかったのはLINEで、前回調査時の12%から36%へと3倍増加。他のサービスのほとんどが無料で利用できるのに対し、LINEは有料での利用が前提となるため、注目度の高さがうかがえるとしている。それ以外にもGoogle+とPinterestもそれぞれ前年倍以上の増加を見せた。

【ソーシャルメディア活用企業トップ50活用動向】
今回調査増加ポイント前回調査
Twitter100%-100%
Facebook100%-100%
YouTube98%-98%
ブログ78%+8pt70%
Ustream74%+10pt64%
mixi72%+18pt54%
GREE52%-52%
ニコニコ動画/生放送44%+2pt42%
Google+42%+24pt18%
LINE36%+24pt12%
Pinterest30%+16pt14%
Mobage28%+6pt22%

 調査は大企業約300社を対象に、TwitterやFacebook、mixi、ブログ、YouTube、ニコニコ動画/生放送、Ustream、LINEなど12メディアの活用度を算出したもの。調査方法としては、各サービスの企業アカウントやチャンネルのフォロワー数、登録数、動画再生数などを合算して指数化した。毎年実施している調査で、今回で5回目となる。

(増田 覚)