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米Apple、iOS 6.1ソフトウェアアップデート提供開始〜広告識別子がリセット可能に

 米Appleは28日、iOS 6.1ソフトウェアアップデートの提供を開始した。iPhone 5/4S/4/3GS、iPad(第3/第4世代)、iPad mini、iPad 2、iPod touch(第4/第5世代)に対応している。

 Appleは今回4つの機能をアップデートし、セキュリティー上の脆弱性を多数修正したことを明らかにしている。

 LTEのサポートキャリアとしてiPhoneで36、iPadで23キャリアが新たに追加され、対応キャリア一覧ページも更新された。LTEはiPhone5/iPad mini/iPad第4世代(Wi-Fi+セルラー)にのみ対応している。なお、LTE対応キャリア一覧ページでは、日本国内の対応キャリアは現時点でKDDIのみとなっており、ソフトバンクの名前がないが、おそらくリスト漏れと思われる。

 注目すべき新機能として、広告識別子(Advertising Identifier)のリセット機能がある。これはiOS端末向けに広告をターゲティングするための技術で、iOS 6で初導入された。以前はiOS端末にターゲティング広告を提供するためにUDIDが使用されていたが、様々な問題によりAppleがAdvertising Identifier(広告識別子)の利用を推奨することとなった。

 この広告識別子は、機能としてはCookieに似ているが、リセットや削除する機能が提供されていないことがプライバシーの観点から一部で問題視されていた。今回新たに追加された機能を使えば、広告識別子のリセットが可能になった。

 また、別の新機能として、iTunes Match加入者がiCloudから個々の楽曲をダウンロードできるようになった。これまではプレイリストごと、アルバムごとダウンロードするなどの選択肢しか用意されたいなかった。

 そのほか、米国限定ではあるが、Siri機能を使用して米Fandangoから映画チケットを購入できるようになっている。

(青木 大我 taiga@scientist.com)