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津田大介氏らが石巻に復興支援団体、著名人の古着を現地から通販
(2013/2/4 06:00)
ITジャーナリストの津田大介氏や、女性向け下着メーカー「ピーチジョン」創業者の野口美佳氏が発起人を務める復興支援団体「一般社団法人パワクロ」が宮城県石巻市で設立された。活動に賛同する著名人らが寄付した古着を現地からネット販売する。
パワクロは2012年9月28日に一般社団法人として設立。東日本大震災で大きな被害を被った石巻市を拠点に、若者層向けのビジネストレーニングなどを通じて雇用問題の緩和を目指すとしている。同年12月10日には通販サイト「パワクロ」の運営もスタートした。
通販サイトでは、パワクロの活動に賛同する著名人から衣類を寄付してもらい、クリーニングなどを済ませた上で販売する。賛同者には、中山美穂、TAKURO(GLAY)、今井美樹、大貫亜美(PUFFY)らが名前を連ねている。なお、転売防止の観点から、商品ごとの寄付者は開示していない。
サイトは現在6名体制(現地雇用5名)での運営で、商品写真の撮影やウェブサイト制作なども現地で行っている。売上高は月間150万円としており、これを年内にも450万円にするのが目標。
古着以外の商品として、1月中旬からは地元産わかめの販売も開始した。今後は、これら地場産品の売上割合も高めていきたいという。