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MMD研究所、電子書籍を読んでいない人の電子書籍利用意向調査結果

 株式会社アップデイトのMMD研究所は15日、電子書籍に関する利用実態調査の結果を発表した。今回は、電子書籍を読んでいない人の利用意向などをまとめている。

 調査は1月30日〜2月1日、20〜49歳の男女を対象にインターネットで実施したもの。有効回答者数は673人。

 このうち「電子書籍を読んだことがない」(244人)、「試しに読んだ程度」(125人)と回答した人を合わせて「電子書籍を読んでいない人」として集計した。これによると、電子書籍を読んでいない人における電子書籍利用意向率は35.7%だった(「利用したい」の10.8%と「やや利用してみたい」の24.9%の合計)。

 利用意向者を対象に電子書籍を読みたい端末を聞いたところ、「タブレット端末」が53.0%、「スマートフォン」が45.5%、「ノートパソコン」が31.1%、「電子書籍リーダー」が26.5%、「デスクトップパソコン」が15.2%、「フィーチャーフォン」が4.5%の順だった。

 読んでみたい電子書籍のジャンルの上位は、「小説・文芸書」(71.2%)、「雑誌」(47.7%)、「コミック」(40.2%)、「実用書」(37.9%)、「ビジネス書」(25.0%)などとなっている。MMD研究所が前回12日に発表した調査結果では、電子書籍の購読経験者について集計しているが、読んだことのあるジャンルは「コミック」(56.4%)が最多で、次いで「小説・文芸書」(51.3%)、「雑誌」(27.7%)、「ビジネス書」(26.2%)、「実用書」(19.0%)の順だった。電子書籍を読んでいない人が読みたいジャンルと、購読経験者が実際に読んだことのあるジャンルの順位・比率に異なる結果が出た。

電子書籍を読んでいない人が読んでみたい電子書籍のジャンルと、電子書籍の購読経験者が読んだことのあるジャンル

 なお、「電子書籍を読んだことがない」と回答した人(244人)における電子書籍を読んだことがない理由は、「電子書籍を読める端末を持っていないから」が50.0%、「紙の書籍のほうが好きだから」が33.6%、「電子書籍は読みづらそうだから」が27.9%、「電子書籍に興味がないから」が20.9%、「現状のままでよいから」が20.1%、「電子書籍を読める端末の価格が高いから」が16.4%、「電子書籍がよくわからないから」が6.1%。

(永沢 茂)