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ストリートビュー再撮影がほぼ完了、対象地域は徳島追加で阿波踊りの様子も

 グーグル株式会社は20日、Google マップの「ストリートビュー」で閲覧可能な国内の地域を拡大した。新たに高知県と徳島県を追加し、四国全県がストリートビューに対応したことになる。群馬県、長野県、山梨県、静岡県、福井県、岐阜県、愛媛県などでは市街地を含む地域が閲覧できるようになった

 また、全国各地の博物館内、善光寺などの寺社仏閣、東京外国語大学などの大学施設を含む172カ所が、公道ではない場所を撮影したストリートビューの「スペシャルコレクション」に加わった。徳島市観光協会の協力で、トライク(三輪車)で撮影した徳島の阿波踊りの様子も閲覧できる。

スペシャルコレクションに加わった阿波踊りの様子。提供:Google

 なお、ストリートビューをめぐってはこれまで、「個人宅の塀の内側まで写っている」とプライバシーを懸念する声もあり、グーグルはカメラの高さを従来の地上245cmから205cmに下げて再撮影を進めていた。同社によれば、「ぼかし」処理の依頼があった場所や、交通規制などの理由で撮影できなかった場所を除き、再撮影が概ね完了したという。

(増田 覚)