国立国会図書館は21日、デジタル化した図書資料約2万3000点をインターネットで公開した。2013年1月に著作権保護期間が満了した柳田國男、吉川英治、中谷宇吉郎、正宗白鳥の著作などが対象。これらはこれまで館内限定で公開していた。
今回インターネット公開した著作は、「近代デジタルライブラリー」および「国立国会図書館デジタル化資料」で閲覧可能。また、同日から、デジタル化した雑誌約2万6000点が国会図書館の館内限定で利用できるようになった。
国会図書館が提供するデジタル化資料の総数は約223万点、うち、インターネットで利用可能なものは約45万点に上る。