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「GALAPAGOS STORE」がWindowsに対応、高精細の雑誌誌面を大画面で
登録可能デバイス数は3台から5台へ拡大
(2013/3/5 13:09)
シャープ株式会社は5日、電子書籍ストアサービス「GALAPAGOS STORE」のWindows版アプリ「電子書籍GALAPAGOS」を公開した。Windows 8/7(.NET Framework3.5が必要)に対応しており、同ストアのウェブサイトから無料でダウンロードできる。
これまでGALAPAGOS STOREのアプリはAndroid版とiOS版を用意。同ストアで購入した電子書籍コンテンツを、これらのOSを搭載したスマートフォンやタブレット端末で閲覧できた。従来もPCのウェブブラウザーからストアにアクセスし、電子書籍コンテンツを購入する操作を行うことは可能だったが、閲覧には対応していなかった。
Windows版アプリの提供開始により、立ち読みから購入、閲覧までをWindows PCから行えるようになった。対応する電子書籍フォーマットは、XMDF(音声・動画・辞書を除く)、EPUB、OMF(Open Manga Format)。
Windows版アプリの提供開始に伴い、GALAPAGOS STOREユーザーが1アカウントで登録可能なデバイスの台数を、従来の3台から5台へ増やした。購入した蔵書は、例えば外出先ではスマートフォンやタブレット端末で、自宅ではPCでというように、マルチデバイスで利用できる。自動しおり連携機能により、続きを別のデバイスで簡単に読み始めることも可能だ。
シャープでは、雑誌やコミックなど画像型の電子書籍コンテンツをPCの大画面で楽しめる点はGALAPAGOS STOREならではだとアピール。特に雑誌については、1ページが最大2400×4096ドットの高精細画像でオーサリングされた雑誌320誌・4200冊以上がより鮮明に表示できるとしている(一部を除く)。また、コミックについても、紙版と同様に見開き表示で楽しめる。
一方、テキスト中心のリフロー型の一般書籍は、画面サイズや文字の大きさに合わせて、自動的に段組レイアウト表示され、快適に読書できるとしている。
GALAPAGOS STOREでは、購入した電子書籍の情報が「ネット書庫」に保存され、ここで一元管理する仕組みとなっている。もちろんWindows版アプリ上からもネット書庫の管理を行うことができ、コミックやシリーズ物のタイトルを自動的にまとめる「シリーズ管理」機能も備える。また、書庫画面上から任意の書籍を非表示にできる「シークレット」機能にも対応しており、自宅のPCでも安心して利用できるとしている。