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環境省「CO2みえ〜るツール」が改ざん、閲覧者のPCがウイルス感染の恐れ

 環境省は17日、家庭でのCO2排出量を表示するウェブツール「CO2みえ〜るツール」(http://mieeeru.go.jp)のサイトが改ざんされ、サイトを閲覧したユーザーのPCに被害が及んだ可能性があると発表した。

 「CO2みえ〜るツール」は、光熱水費などの支出や使用家電の型番などを入力することで、家庭でのCO2排出量を可視化するツールで、2011年3月から一般公開している。

 環境省では、国内の多数のウェブサイトが「Darkleech Apache Module」というマルウェアに感染しており、その中に「CO2みえ〜るツール」が含まれているとの情報を15日に入手。直ちにサービスを停止して調査した結果、管理を委託しているサーバー上の設定ファイルの一部が、3月3日に何者かにより改ざんされていることが判明した。

 改ざん内容については現在調査中だが、閲覧したPCのアップデート状況などによってはPC内の情報が盗まれる恐れがあるという。

 環境省では、当面の対策として3月3日〜15日に「CO2みえ〜るツール」を閲覧したユーザーは、PCを最新のウイルス対策ソフトでスキャンするとともに、PCのOS、PDF、Java、Flash関連のソフトウェアに最新のアップデートを適用し、セキュリティパッチの適用漏れがないようにすることを呼び掛けている。また、調査などを踏まえて新たな対応が適切と判断した場合には、改めて公表するとしている。

(三柳 英樹)