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Android向け「Sleipnir」最新版、カスタムボタンなどを追加

 フェンリルは、Android向けブラウザアプリの最新版「Sleipnir for Android 2.9」の提供を開始した。利用料は無料。

 「Sleipnir for Android 2.9」では、新たにカスタムボタンとカスタムパネルが追加された。カスタムボタンは、タブバーの上に設置できるボタンで、パソコンのブラウザにおけるツールバーのような役割を果たすもので、初期設定では後述するカスタムパネルの呼びだしボタン、全画面表示への切り替えボタンが表示されている。カスタマイズ可能で、特定サイトのブックマークをボタン化したり、共有(インテントでのシェア)用ボタンを追加したりできる。

 一方、カスタムパネルは、これまでの「アクションパネル」と同等の機能ながら、カスタマイズできるようになったもの。画面左下のナットレンチ型のアイコンをタップすると、カスタムパネルが表示され、初期設定では「設定」「ダウンロード履歴」「テキストエンコード」「UserAgent切り替え」などのボタンが用意されている。パネル上のボタンをワンタップするだけで、そうした機能を利用できるほか、好みの機能を追加することも可能。たとえばよくアクセスするWebサイトのブックマークを「カスタムボタン」に追加しておけば、カスタムボタンから1回のタップでサイトに繋がることになる。また「Tapmarklets」から翻訳用のブックマークレットを追加してカスタムパネルに登録しておくと、外国語のサイトへアクセスしたとき、ワンタップでページごと翻訳できる。

(関口 聖)