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ニフティ、メールプラットフォームをOEMサービスとして事業者向けに提供

 ニフティ株式会社は7日、ISPやSaaS事業者などのサービス事業者向けに、メールプラットフォームのOEMサービスを開始した。OEMサービスを利用することで、サービス事業者は自社で設備を構築・運用することなく、短期間で自社ブランドのメールサービスを提供できる。

 ニフティでは、@nifty会員向けのメールサービスや、企業向けのメールサービス「ニフティクラウド ベーシックホスティング」「ニフティクラウド ビジネスメール」などの運用ノウハウをもとに、メールプラットフォームをOEMサービスとして提供する。提供価格は個別見積もり。

 OEMサービスでは利用者向け機能として、基本的なメールボックス機能に加え、PCや従来型携帯電話、スマートフォン、タブレットなどからアクセス可能なウェブメール、迷惑メールフィルター、ウイルスフィルターなどの付加サービスを提供。サービス事業者向け機能としては、利用者のアカウントや付加サービスの設定が可能な専用の管理画面と、24時間365日対応のテクニカルサポート窓口を提供する。

 第1弾として、ブランドダイアログ株式会社にOEMサービスの提供が決定しており、ブランドダイアログのクラウド型統合ビジネスアプリケーション「Knowledge Suite」のメールサービス「GRIDYメール powered by NIFTY Cloud」として今夏ごろに提供が開始される予定。

(三柳 英樹)