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「Google日本語入力」最新安定版、誤入力によるサジェストを個別に削除可能

サジェストの個別削除機能(グーグル開発者向けブログより画像転載)

 グーグル株式会社は28日、Windows版/Mac版の日本語入力ソフト「Google日本語入力」の安定版をアップデートしたと発表した。バージョンは「1.10.1380.x」。安定版をすでに利用している環境では、自動的にアップデートされる。

 今回のアップデートにより、サジェストを個別に削除できるようになった(Mac版では、再ログイン後に有効)。入力履歴からの学習機能によって、誤って入力した言葉がサジェストに表示されてしまうような場合、削除したい候補語をTabで選択し、Ctrl+Delete(Macでは、control+fn+delete)を押すことで削除できる。

 また、ユーザー辞書のコメントらんが、変換時に用例としてに表示されるようになった。例えば、ユーザー辞書に「太郎」という単語を登録し、コメントらんに「弟の名前」などという説明文を入れておくと、文章を入力する際、変換時に「太郎」という変換候補とともに用例として「弟の名前」と表示される仕組みだ。

(永沢 茂)