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電子書籍ストア利用率、「Kindleストア」が49.4%でトップ〜OnDeck調査

 株式会社インプレスR&Dは10日、電子書籍ストアの利用率に関する調査結果を発表した。調査対象は、電子出版産業に携わる人向けのEPUBマガジン「OnDeck weekly」の読者。実施期間は4月22日〜26日で、有効回答数は646件。

 調査によると、回答者のうち最も利用率が高かった電子書籍ストアは「Kindleストア」の49.4%。利用している理由については、「Amazonのアカウントで利用できるので」「どのデバイスでも読めるし、点数が豊富」「Kindleのワンウリック購入が非常に楽だから」など、ネット書店としての強さと、専用端末だけでなくiPad/iPhone、Androidといった各種端末でも利用できる利便性が評価されたほか、「短期間で撤退して読めなくなる可能性が少ないだろうと思ったから」といった、国内電子書籍ストアのサービス終了と比較して選択したという回答も目立っているという。

 利用率2位は、2月に日本でサービスを開始したアップルの「iBookstore」(15.8%)。前回2位だった「紀伊國屋書店Kinoppy」(14.7%)は、前回調査の利用率を上回ったものの3位となった。以下、Reader Store、楽天kobo、BookLive!と続いている。

 また、BOOK☆WALKERやeBookJapanなど、得意分野を持つ電子書籍ストアの利用率は安定していて、利用者の信頼も得ており、これらのストアは総合ストアとともに併用されるケースが多く、圧倒的な強さを見せたKindleストアと共存するための良いケースといえるかもしれないと分析している。

 今回の調査結果は、過去5回の調査結果との比較、ストアごとのクロス集計とともに、6月7日発売の「電子書籍ストア利用動向調査-OnDeck 2013年4月調査版」(92ページ、印刷書籍版9975円、電子書籍版7875円)に掲載している。

(三柳 英樹)