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Flash Playerが脆弱性修正、Windows版は優先度「最高」

 米Adobe Systemsは11日、「Adobe Flash Player」におけるメモリ破壊の脆弱性を修正したセキュリティアップデートを公開した。脆弱性が悪用されると、システムを乗っ取られて任意のコードを実行される恐れがあり、Adobeでは最新バージョンへのアップデートを呼びかけている。

 最新バージョンは、Windows版が「11.7.700.224」、Mac版が「11.7.700.225」、Linux版が「11.2.202.291」、Android 4.x版が「11.1.115.63」、Android 3.x/2.x版が「11.1.111.59」。

 ウェブブラウザーに統合されて提供されているFlash Playerの最新バージョンは、Windows版/Mac版/Linux版のGoogle Chromeでは「11.7.700.225」、Windows 8のInternet Explorer 10では「11.7.700.224」。それぞれブラウザーが最新バージョンにアップデートされることで、Flash Playerもアップデートされる。

 Adobe AIRの最新バージョンはWindows版とAndroid版が「3.7.0.2090」、Mac版が「3.7.0.2100」となっている。

 アップデートを適用する優先度は、Windows版が3段階中で最も高い“Priority 1”、Mac版が2番目に高い“Priority 2”、その他が最も低い“Priority 3”となっている。

(増田 覚)