ニュース

米Microsoft、Windows Server 2012 R2やSystem Center 2012 R2のPreview版を公開

 米Microsoftは25日(米国時間)、次期サーバーOSであるWindows Server 2012 R2など、次期サーバー製品群のPreview版を公開した。同社のベータ版提供サイトであるTechNet Evaluation Centerから無償でダウンロードでき、日本語版も入手可能である。

 Windows Server 2012の後継として提供されるWindows Server 2012 R2では、特にハイパーバイザーであるHyper-Vが大幅に強化され、スケーラビリティの向上やネットワーク機能の改善などを予定。また、Windows Server 2012で追加されたストレージ仮想化機能であるStorage Spacesの強化なども行われるという。

 今回Preview版が公開されたのは、Windows Server 2012 R2と、CLIベースの無償OSであるHyper-V Server 2012 R2、中小企業向けのWindows Server 2012 R2 Essentialsといった各サーバーOS。また管理ツールでは、統合管理ソフトであるSystem Center 2012 R2と、System Center 2012 R2 Configuration Manager、Endpoint Protectionについて、Preview版が公開された。

 さらにデータベースでは、インメモリ機能などを強化したSQL Server 2014 CTP1も公開されている。

(石井 一志)