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街のおすすめスポット投稿職人向けの写真投稿・共有サービス「colorTown」

 インクリメントP株式会社は10日、街のおすすめスポットの情報を投稿・共有できるサービス「colorTown」のiPhoneアプリをバージョンアップするとともに、PC向けサイトをリニューアルした。利用は無料だが、colorTownへの会員登録か、FacebookまたはTwitterアカウントでのログインが必要。

 colorTownは、4月下旬に提供を開始していたサービス。専用iPhoneアプリからおすすめスポットの写真と紹介文を投稿することで、ユーザー間で情報を共有できる。自分の住む街や職場のあるエリア、よく遊びに行くエリアなどを“フォロー”しておくことで、そのエリアに関する情報をタイムラインでチェック可能だ。気になるスポットをお気に入りに登録しておき、地図上に表示することもできる。

 iPhoneアプリは今回、バージョン「1.3.0」にアップデート。スポットが密集している場所のピンを1つにまとめて地図を見やすくするなどの改良を行った。また、同社が提供しているiOS向け地図アプリ「MapFan+」上でもスポットの位置を確認できるよう連携した。

投稿画面
タイムライン画面
スポットの地図表示
「MapFan+」での位置表示

 一方、PC向けサイトは従来、スポットの投稿機能しか提供していなかったが、タイムラインやマイページなどの機能を追加。iPhoneアプリと同等の機能をPCサイトからも利用できるようにした。特にタイムラインやマイページでは、投稿されたスポットの情報を写真付きの一覧で、雑誌のように眺められるとしている。

PC向けサイトでの地図表示
PC向けサイトのタイムライン画面

 インクリメントPによると、colorTownではスポット情報の投稿1件につき写真を最大5枚まで使用できるほか、紹介文テキストも100文字以上400字まで入力可能なのが特徴。キャッチコピーも付けられる。おすすめスポットを投稿・共有できる似たようなサービスはすでに他社でもあるが、写真は1枚だけなど制限があるという。また、ユーザー側も紹介文の入力をおろそかにし、料理の写真1枚だけしかないなど、投稿された情報が他のユーザーにとってあまり有用でない例も多く見られるとしている。

 colorTownでは投稿できる写真・テキストの分量を多めに設定したことで、クオリティの高い投稿を集めていきたい考えだ。多めの写真・テキストとともにスポット情報を詳しく投稿・共有したくとも、これまで適当な場がなかったブロガーやクリエイターなどの利用を期待しているという。投稿スポットを表示した地図ページを、投稿者自身のブログページに埋め込める機能なども今後検討していく。

 インクリメントPでは、PC向けサイトのリニューアルを記念し、7月10日~31日まで「第1回街の賢者コンテスト」を実施する。期間中の投稿数や質に応じて「賢者」を選出し、その称号を授与するとともに、Amazonギフト券をプレゼントする。

(永沢 茂)