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アダルト音声接続で高額な使用料、Google Playに詐欺アプリ出回る

 アダルト音声接続サービスを用いた不当請求を行う詐欺アプリをGoogle Play上で発見したとして、マカフィー株式会社が17日、注意喚起した。

 マカフィーによれば、詐欺アプリは「音声通話によりアダルトなストーリーを聴けるサービス」に誘導し、発信が確認された時点で勝手にサービスに自動登録する。後日、高額な使用料を請求するなど、既存のワンクリック詐欺アプリの亜種ともいえるという。

 具体的な挙動としては、アプリ起動時に表示されるウェブページに「今すぐ聴いてみる」ボタンが設置されており、これをクリックすると発信先電話番号が設定された状態で端末の電話アプリが立ち上がる仕組み。

 ウェブページに使用料金は明記されていないが、「i」アイコンで示されたページへのリンクをクリックすると利用規約が表示される。利用規約には、通話発信が確認された時点で料金完全後払い・自動更新のサービスに自動登録され、一度でも使用すると年額7万3000円を3日以内に支払う必要があることが記載されている。

 ユーザーが電話を発信すると、あらかじめ録音された音声ガイダンスが再生される。ガイダンスではチャンネルの選択方法などが説明され、ユーザーが好きなチャンネルを選ぶと、録音された物語風の音声が流れる。

 ユーザーが次回電話を発信すると、音声ガイダンスによりサービス使用料金が未払いであることが知らされ、ウェブページ上の利用規約に従って料金を支払うように促されるという。

 音声ガイダンスを無視していると、1〜2週間後にサービス運営業者から電話がかかってくることも特徴。電話では、サービス使用料金が未払いであり、無視を続けると延滞遅延金も含めて高額な請求を行うとともに、回収業務や法的手続きを行うと告げられる。

 ユーザーが退会を希望する場合は、サービス運営業者が指定する電話番号に連絡するように要求される。マカフィーでは、不当な高額請求に従わず、退会のための電話連絡もせずに、「単に無視することが必要」とアドバイスしている。

 マカフィーは詐欺アプリを6月末に発見。その後、Google Play側に通報したことで、現在はすでにアプリが削除された。しかし、7月9日時点で同種のアプリが再度公開されているのを確認したといい、注意を促している。

(増田 覚)