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マカフィー、BIGLOBEメールの「URL安全チェック」に技術提供

 マカフィー株式会社は29日、NECビッグローブ株式会社(BIGLOBE)が提供するメールサービス「BIGLOBEメール」に、ウェブレピュテーション機能を提供すると発表した。BIGLOBEではこの機能を利用し、メールの本文中に記載されたURLの安全性を診断、結果を表示する「URL安全チェック」を7月30日から提供する。

BIGLOBEメール「URL安全チェック」の画面イメージ

 「URL安全チェック」は、BIGLOBEメールの本文に記載されたURLにマウスオーバーすると、そのURLの安全性評価がポップアップで表示される機能。BIGLOBEメールの利用者は無償で利用できる。フィッシング詐欺サイトやスパイウェアが埋め込まれたサイトなど、危険性が疑われるURLについては「このサイトは危険です」といった警告が出るため、有害サイトへのアクセスを未然に防ぐことができる。

 マカフィーでは、独自のクラウドベースのセキュリティ技術基盤「McAfee Global Threat Intelligence」を活用するための開発ツール「SA-Live SDK」を提供。SDKタイプでの機能提供には柔軟性や拡張性というメリットがあり、今回BIGLOBEが採用したウェブレピュテーション以外の機能を、将来のセキュリティサービス拡張として実装できるとしている。

(三柳 英樹)