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気になるネット動画、2人に1人が「記録する」も6割は「放置」

 Dayz株式会社は26日、インターネット動画の試聴に関する実態調査の結果を公表した。調査は1175人を対象にインターネット経由で実施したもの。それによれば、気になる動画を「記録しておく」という人が半数を上回る一方で、その動画を「放置」する人が6割を超えたという。

 「あとで見たい」という動画を見つけた場合に、何らかの方法で動画を記録すると答えた人は全体の50.3%。方法としては「ブックマークする」が33.8%で最も多く、以下は「YouTubeの“あとで観る”機能を使う」が10.3%、「メールで自分に送信する」が5.4%、「Evernote などのクラウドサービスに記録する」が0.6%と続いた。

 一方、「あとで観たい」と思って記録した動画を「再度閲覧する」という人は37.1%にとどまった。「ときどきある(観ないこともある)」は46.0%、「閲覧しない」は16.9%に上り、気になった動画を記録しても6割が「あとで視聴しない」という結果になったとDayzは指摘している。

 動画を閲覧する端末では「携帯電話/スマートフォン」(56.5%)が「パソコン」(41.6%)を上回った。「タブレット端末」は5.8%だった。

(増田 覚)