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キヤノン、クラウドとスマホ連携を強化した「PIXUS」新機種、シャア専用も
（2013/8/27 16:02）
キヤノン株式会社は、家庭用インクジェットプリンター「PIXUS（ピクサス）」シリーズの新製品4機種を9月5日に発売する。クラウドサービスやスマートフォン／タブレットとの連携を強化したのが特徴。
最上位モデル「MG7130」は、キヤノンオンラインショップでの販売予定価格が2万9980円。SNSや写真共有サイト、オンラインストレージなどのクラウドサービス上の写真や文書を印刷できる「新PIXUSクラウドリンク」に対応。SNSはTwitterとFacebook、写真共有サイトはFlickrやPicasaウェブアルバムなど、オンラインストレージはDropboxとEvernoteをサポートする。
スマートフォンやタブレット向け無料アプリ「PIXUS Print」を提供し、写真や文書、ウェブページの印刷、スキャンを操作できるようにした。新PIXUSクラウドリンクに接続することで、写真共有サイトやSNSに投稿されたコメント付きの写真、オンラインストレージ上の文書ファイルなどを閲覧・印刷することも可能。
画質の最高解像度は9600×2400dpi。写真に強い染料インクと文字に強い顔料インクの6色インクタンクを搭載した。L版写真印刷時のインク・用紙の合計コストは約22.0円。別売りの大容量インクタンクを利用することで、合計コストを約16.2円に抑えられる。L版写真の印刷スピードは約18秒。
本体にはタッチパネル式の3.5型カラー液晶を搭載。必要な操作キーだけが発光し、次の操作を誘導する「Intelligent Touch System」を採用する。本体サイズは約466×369×148mm（横×奥行き×高さ）、重さは約8.2kg。本体カラーはブラック、ホワイト、ブラウン、レッドの4色を用意する。
キヤノンは27日、ガンダムをプロモーションに採用する「PIXUS×GUNDAM PROJECT」を開始。プロジェクト第1弾として、ガンダムのジオラマ用背景ディスプレイを提供する特設サイトを開設した。9月27日12時には、キヤノンオンラインショップでPIXUSを「シャア専用」にカスタマイズできるシールを同梱した「PIXUS MG7130」を500台限定で発売する。
新機種はこのほか、タッチパネル式の3.0型カラー液晶を搭載した「MG6530」が2万4980円、タッチパネル式の2.5型カラー液晶を搭載した「MG5530」が1万7980円、液晶モニター非搭載の「MG3530」が1万980円。スマートフォン／タブレットからの印刷は全機種対応するが、最下位機種のMG3530のみPIXUSクラウドリンクは非対応。
